饗宴
友人に勧められ、読みました。
1冊半…当初買った岩波書店の文体が難しかったので、もう少し楽に読める新潮文庫の物に乗り換えました。^^; どちらも内容は同じですが、翻訳者が違い岩波書店の方は古い文章のような感じです。でもかえって感じが出るような気もするので、後日続きを読むつもりです。
f0105693_22382548.jpg

プラトンの著作ですが、主となるのはソクラテスが愛について語る部分で"愛(エロース)とは…"、そして人はいかに生きるべきかと言う事を語っています。
この内容を文章にするには私は力不足なので、興味のある方は読んでみて下さい。
どちらの文庫にも解説文がついています。



ちなみに、日本語の哲学は英語のフィロソフィ(Philosophy)から来ていて、フィロソフィはギリシャ語からです。
「愛する」という意味の動詞フィレイン[filei/n/Philein]と
「知恵ないしは知識」を表すソフィア[sofi,a/Sophia]の合成語[filosofi,a/Philosophia]がアルファベットに置き換えられてPhilosophyとなっているそうです。この事から考える限りでは、哲学とは「知を愛すること」となるそうです。
そして、この思想は古代ギリシャに発し、2400年の時を過ぎても今なを語られるに値すると言う事です。
歴史の授業で、ソクラテス、プラトン、アリストテレスって出て来ましたね〜^^

当初、私の興味を引いたのはソクラテスの語る「無知の知」。
この「知」とは単なる知識ではなく善や美を含む真理を理解する能力?とかになるのでしょうから本意は違うのですが、
私は一般にいう知識に対して、"知らない事に気づいてないよりはその事を知っている方がまし"的な感覚で共感していました。
私が思うのは、それぞれの分野に対して自分が何がわからないのかを知ることが知識を得る過程に必要だという事。"やればやるほど難しくなる"とか"奥が深い"とかいわれるのも同じです。そしてまた、知ったかぶりをしていては知識は得られないという事です。
特に技術面においては、職場の多くのスタッフにも話して来たました。"ある程度知識がないと何が分からないのかすら分からないから質問も出来ない"とか、"探究心をもって取り組み、分からない時は素直に相談または教えを乞う、そうする事で技術は身に付き新たな発展も生まれる"なあ〜んて事を、こんな言い方はしませんが、言い続けた事は確かです。そしてなぜ言い続けたかというと、なかなかそう出来ない人が多いという事です。
「饗宴」にこの手の事が書かれているわけではありませんが、相通ずる部分もあるようです。
[PR]
by grace-4 | 2006-07-29 23:49 | その他
<< エッセンシャルオイル JuJu >>